兵庫県姫路市のシンボルといえば、やはりユネスコの世界文化遺産である美しき白亜の城・姫路城の名が挙げられるでしょう。日本三大名城に数えられるランドマークには毎年多くの観光客が詰め掛けます。しかし、今回ご紹介するのは姫路市の観光事情ではありません。周辺地域の住民を癒す人気スポットではなく、市民の心身を支える薬局・ドラッグストアについて解説いたします。まずは姫路市内の薬局とドラッグストアの件数を見ていきましょう。
兵庫県姫路市内にある薬局・ドラッグストアの件数は？
2022年6月時点では、兵庫県姫路市に位置するドラッグストア・薬局は300件以上あります。50万人以上の市民が集中しているため、この件数は妥当と言えるでしょう。薬局やドラッグストアは人々の健康的な暮らしを維持するためには欠かせない施設です。とはいえ、具体的にはどう役立っているかを即答できる方はそう多くないのではないでしょうか。続いては医薬品を取り扱う各施設の業務内容に触れていきます。
各施設の業務内容と役割
まずはドラッグストアについて解説します。こちらは一般用医薬品に加えて日用品や化粧品が取り揃えてあるショップで、姫路には全国展開しているドラッグストアチェーン『ウエルシア薬局』や『スギ薬局』が建っています。通常のドラッグストアでは調剤・医薬品の処方はないのですが、前述したドラッグストアチェーンは調剤薬局を併設しているのが特徴です。薬局はセルフメディケーションの相談も可能な施設で、そこで働く薬剤師は医師の処方ミスをチェックする役割を持っています。誤診を防ぎ健康状態の改善・維持を担う調剤薬局は、ドラッグストア同様、人々の暮らしを支える重要な施設ということがわかります。
市民の健康運動を推進させる取り組み
姫路市には薬局・ドラッグストアが多く存在しますが、市民の健康運動を推進するキャンペーンとして健康ウォーキングマップを配布している点も注目されています。各校区のマップには神社や古墳などのスポットが記載されてあり、運動を楽しむことができます。ウォーキングは身体に負担がかかりにくく、生活習慣病やメタボリックシンドロームも防ぐため、毎日取り組むだけで健康状態は大きく変わります。姫路市は他にも健康に関する施策をおこなっているため、ぜひ姫路市の公式ホームページをチェックしてみてください。