橋の歴史

橋の歴史

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橋の始まり

橋がいつ頃できたのかは、定かではありません。一応の記録は残っているものの、記録以前にも橋がかけられたと証明されています。実際に大昔の遺跡から、橋がかけられた跡が発見されているのです。
人間が洞窟に住んでいた時代は、河川工事は全く進んでおらず船もお粗末なもの。木の枝を束ねたり、木の丸太をくり抜いたりした丸木舟を使用していました。そこで川に橋をかけることにより、ルートを確保したと思われます。当時は丸太をかけただけの、簡素な橋だったそうです。

神様が人間界へ降り立つ時に使った橋

しかし最初の橋が丸太とすると、疑問が出てきます。神様はどうやって日本の地に来られたのでしょうか。神様は日本列島を作る際、地上に降りるために橋を通ったと言われています。大昔の橋が丸太だとすると、神様も丸太の橋を利用したのかもしれません。
ただ人間界にかかっている橋と、神様が使う橋は別物です。人間界にある橋は丸太の橋ですが、神様が使っていたのは専門の橋梁鳶がてがけた橋だったかもしれません。神様の国と人間界を繋ぐ橋になるので、丸太の橋でどうにかなるものではないでしょう。

神社にある橋は

神社には、朱色の橋がかかっています。神社内に橋がかかっている理由は、人間世界と神様の世界を繋ぐためのものです。神社の外は人間の世界。神社の中にある橋を渡ることにより、神様の世界へと入るというのです。
例えば神奈川にある神社にかかっている橋は、神様が通られるといわれている橋です。橋のつくりは実に見事で、本当に神様が渡っていても不思議ではないかもしれません。

橋の最新技術

時代は進み、橋は大きく進化しました。腐食を事前にキャッチするために、24時間監視システムが稼働している橋があります。かつて腐食により大崩落してしまったとのことなので、二度と繰り返さないために施されたのです。
多くの橋は常に監視という訳にはいかないものの、定期的に検査を実施しています。検査には最新技術がいかなく導入されており、どんな不具合も見逃しません。