松山市の酪農家も活躍中!牛乳を広める愛媛県の取り組みとは

松山市の酪農家も活躍中!牛乳を広める愛媛県の取り組みとは

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愛媛県は四国地方の自治体のひとつで、その立地や風土、自然を活かした農林水産業も盛んに行われています。みかんなどの柑橘類の産地として特に有名ですよね。その中で、酪農業も行われているのを知っていますか?県庁所在地である松山市をはじめ、県内にも多くの酪農家があります。

愛媛県に設立された乳業メーカーは四国唯一の会社

愛媛県には、四国唯一の乳業メーカーがあります。全国の中小乳業メーカーが縮小傾向にある中、愛媛大学と共同研究した商品を開発するなど、品質向上や活躍の幅を広げる取り組みを行っています。また地域密着であることで、地元で作られた新鮮な牛乳を届けられるメリットがあります。県内のすべての学校の給食にも取り入れられているんですよ。地産地消の精神から、時代を超えていまでも多くの県民に愛されているのですね。
そして、地域ブランドである「夕しぼり」の生産も行っています。生産を県内の3戸の農家に限定し、夕方の搾乳とパックする時間を短くすることで、乳脂肪分が多くより鮮度の高さを維持しているのが特徴です。このような商品ができるのも、地域メーカーだからこそですね。

松山市の酪農家も愛媛の酪農業の一端を担っている

松山市には酪農家が5戸あり、牛乳をはじめチーズ、ヨーグルトなどの加工品が製品化されています。代々引き継いで牧場を守っている歴史ある酪農家も多く、地域の酪農業には欠かせない力となっています。地域密着のメーカーとのつながりも強いため、地元の味を守っていくために松山市で牛乳の普及活動などを積極的に行っています。

愛媛県の牛乳は自然いっぱいの環境で作られている

愛媛県では、海・山・川などさまざまな自然の恵みを受けて、安心安全でおいしい牛乳が作られています。地域ならではの味を楽しめるのは、地元の乳業メーカーがあるからこそだなと感じました。鮮度を大切に作られた良質な牛乳を、これからも長く生産し続けて欲しいですね。