北九州市の介護老人保健施設(老健)の空き状況は?特別養護老人ホームとの違いについても解説

北九州市の介護老人保健施設(老健)の空き状況は?特別養護老人ホームとの違いについても解説

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北九州は人口が90万人以上いる、九州でも福岡市に次ぐ大都市です。そのため、介護が必要な高齢者も多く、介護サービスのニーズも多いのが特徴といえます。一方で、介護老人保健施設の空きが出にくく、いつ出るかチェックしている方も少なくありません。そこで今回は、北九州市の介護老人保健施設の空き室情報を知る手段についてお伝えします。

北九州市の介護老人保健施設の空き室状況を調べるには?

北九州市内にある介護老人保健施設の空き室状況を調べるには、一番わかりやすいものが北九州市のホームページを閲覧することです。北九州市の保健福祉局地域福祉部介護保険課を調べれば空床・空室情報について毎月1日時点での情報がPDF形式のファイルで公開されています。ただし具体的な空き室の数については施設に問い合わせないとわからないようになっています。また、公表を希望する施設のみ掲載しているため、公開を希望しない介護老人保健施設の空き室状況はわかりません。それらの点に注意して利用する必要があるので、参考に利用することをおすすめします。

そもそも介護老人保健施設とは?

介護老人保健施設は、介護施設の中でも医療よりの介護施設です。主にリハビリテーションや療養を必要とする人が入所するところで、日常生活の介助も含めた介護サービスを提供しています。また、機能訓練などリハビリテーションに力を入れているところがほとんどなので、談話や介護というよりは治療を意識したサービスになっているのも特徴です。なお、要支援の方は利用できず、あくまで要介護1以上の方のみ利用できるようになっています。

特別養護老人ホームと介護老人保健施設の違いは?

よく混同されがちな特別養護老人ホームと介護老人保健施設ですが、大きく違うのは利用する時期です。終身にわたって介護を受ける特別養護老人ホームに対し、介護老人保健施設は期限が決められており、最終的に自宅へ戻る必要があります。特別養護老人ホームは生活の場、介護老人保健施設は回復を目指す場所という点で大きく異なるのです。