保育園と一緒に利用できる!ファミリー・サポート・センターの魅力とは?

保育園と一緒に利用できる!ファミリー・サポート・センターの魅力とは?

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宮崎市は人口39万人を超える中核市であり、子育て世帯も多く暮らしています。近年は共働き世帯が増加傾向にあり、保育園の需要がますます高まっています。
今回は、宮崎市内の保育園を利用している人に知ってほしい「ファミリー・サポート・センター」のサービスを紹介します。

ファミリー・サポート・センターとはどんなサービス?

ファミリー・サポート・センターとは、保護者の就労や急な用事で手助けが必要なときに利用できる一時預かりサービスです。保育園や小学校の送迎、冠婚葬祭や通院中の保育などを依頼することができます。
ファミリー・サポート・センターでは、地域で登録された「援助会員」が協力して保育を行います。登録に資格等は必要ありませんが、宮崎市では子育てに関する講習の受講が必要なようです。

宮崎市でファミリー・サポート・センターを利用するには?

ファミリー・サポート・センターのサービスを受けたい人は、事前に「依頼会員」に登録します。その後、利用希望があればセンターのアドバイザーが依頼会員と援助会員との調整を行い、顔合わせをします。そして実際にサービスを利用したら、利用料金を支払うというのが一連の流れです。
利用料金は一律800円/時間ですが、世帯の状況(ひとり親世帯や多子世帯、住民税非課税世帯など)では補助金が出る場合もあります。サービス内容によっては食費や交通費など別途かかる費用もあるので、顔合わせの際にしっかり打ち合わせしておきましょう。

保育時間の前後に利用する人も増えている

ファミリー・サポート・センターは、市民の助け合い精神によって生まれた制度です。一時保育などの公的制度と比べると地域の人同士のつながりが生まれやすく、安心して利用できるという声も多いそうですよ。特に最近では保育園の送迎や、保育時間外の預かり希望で利用する人が増えています。
子どもを保育園に預けながら仕事や家事をこなすのは、想像以上に大変です。地域のサポートを上手に活用し、保護者の心にも余裕が生まれると良いですね。